自己紹介

 

 

 

はじめに

2020年の今年の春に、新卒から6年勤めた日本の建築設計会社を退社して、中国の現地設計会社に転職することになった建築設計士です。

 

新型コロナウィルスの感染が広がる2020年3月15日に退職、31日に中国に渡航して4月1日から新たな生活がスタートする予定でした。

 

しかし、中国は渡航制限が発表されビザの効力も停止となり、新たなスタートは最初から躓く形となり、日本での長い在宅ワークとなりました。

 

2020年10月にようやく渡航許可の招聘状を取得し、11月に渡航し新たな生活が始まります。

 

 

学生時代(18歳~24歳)

建築学科にて建築設計を専攻し、建物の設計やデザインに関わる事を中心に勉強をしはじめ、人生で初めて楽しく自主的に勉強に取り組むことができた。

入学当初は特に考えてなかった大学院(修士課程)にも進学し、さらに2年間様々な建築の研究を行いました。

 

海外でのインターンブータン王国での伝統住居の実測調査、野外芸術祭に作品の出展など、なかなか通常では出来ないことも多く経験することができました。

 

その結果、忙しい学生生活を過ごしていたら、一般的な就職活動を開始時期を見逃してしまい、大手組織設計などの募集はとっくに終わっており、遅くから探し始めてもなかなか結果が出ずに教授の紹介していただいた会社に内定をもらい、入社が決まりました。

 

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野外芸術祭 - 作品

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ブータン伝統住居実測調査

 

 

日本の社会人時代(24歳~30歳)

社会人生活がスタートをして、初っ端出鼻をくじかれた結果となった会社の風通しの悪さや、年功序列によって競争感がなく、とにかく仕事の効率を悪くしてるという印象。

その中で、人生で初めてパワハラに遭遇。自分以外にも、過去も同様にパワハラをしているという話を聞きつけた。

 

私は、かなりメンタルは寛容でそのような事は、気にしないのが功を奏して、逆に自分の中で火が付きました。

火が付いた結果、その人を超えるまで辞めてたまるかという気持ちをもつようになり、仕事ができるようになって会社の中での発言力を高めて見返そうと!!

 

そうすれば、仕事も早く覚えて充実した設計ができると。

 

 

そんな気持ちを持って、入社初期から過ごすようになり、逆境の状況が自分の成長につながったと思います。

 

設計の仕事もいろいろ実力が身に付き、6年目の終わるタイミングで主担当として1~10までやり切った大きな建物の設計が無事完成を迎えました。

 

そこで、会社内の仕事の区切りがつき、更にもっと刺激のある環境で働きたいと思ったので退社し、海外へ設計事務所に転職することに決意しました。

 

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認定こども園 - プロポーザル

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竣工作品 - 病院(エントランスホール)

 

 

このブログで伝えたいこと

自分の転機になった海外企業の転職や建築設計としての日本での経験談、中国での身の回りの体験を中心に書いていきたいと思います。

 

海外で設計に興味ある方や、中国に興味がある人、また反対に会社内でフツフツと何か感じている人も、参考になるような情報を少しでも何か発信していきたいです。

 

その他、カフェやお酒、美味しいもの食べ歩きが好きなので、ゆる〜くご紹介していければと思います。

 

 

 

 

目標

  • 1年以内に中国語の会話を取得し、仕事や設計の幅を広げる。
  • とにかくがむしゃらに積極的に挑戦。
  • 交友関係を充実させ、一度きりの人生後悔がないようにする。

  

1万年後まで続く未来の遺跡

江之浦測候所

 

神奈川県小田原市にある江之浦測候所に行ってきました。現代美術作家の杉本博司が手掛ける複合文化施設。こんなに圧倒された美術館、建築は初めてだった。一言で、美術館や建築とは言いがいたい空間。

 

建物だけでなく、敷地全体をランドスケープされている。冬至夏至の日の出を軸に計画された配置計画。日本の伝統的な工法や素材で構成されている。

 

石の舞台、光学硝子舞台と古代ローマ円形劇場写し観客席、冬至光遥拝隧道、夏至光遥拝100メートルギャラリーなど

 

見学は、完全予約制で20名程度。見学人数を制限しているので、ほとんどプライベートな空間で施設を体験できる。四季折々で変化を肌で感じ体験できる場所。久しぶりに感動した建築でした。

 

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機能的な施設の設計が多い中で、どのようにして提案していけるか。良い刺激になりました。来週は、かなり遅い夏休みを取って海外で感性を磨いてきます。