1万年後まで続く未来の遺跡

江之浦測候所

 

神奈川県小田原市にある江之浦測候所に行ってきました。現代美術作家の杉本博司が手掛ける複合文化施設。こんなに圧倒された美術館、建築は初めてだった。一言で、美術館や建築とは言いがいたい空間。

 

建物だけでなく、敷地全体をランドスケープされている。冬至夏至の日の出を軸に計画された配置計画。日本の伝統的な工法や素材で構成されている。

 

石の舞台、光学硝子舞台と古代ローマ円形劇場写し観客席、冬至光遥拝隧道、夏至光遥拝100メートルギャラリーなど

 

見学は、完全予約制で20名程度。見学人数を制限しているので、ほとんどプライベートな空間で施設を体験できる。四季折々で変化を肌で感じ体験できる場所。久しぶりに感動した建築でした。

 

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機能的な施設の設計が多い中で、どのようにして提案していけるか。良い刺激になりました。来週は、かなり遅い夏休みを取って海外で感性を磨いてきます。